目的と用途

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文章表現の大切さ
セールスや店頭販売をしている方で、販売力がある人は文章力がある人だと思います
衣料品店でも、「素敵です」「とっても、お似合いです」しか言えない人は、手紙を書かせても決まり文句の様に「この機会をお見逃し無く、是非ご来店ください」としか書けません

分かりやすい選択をしてしまう
政治家をその政策ではなくて、悪玉か善玉か印象で決め付けてしまう傾向があります。 
販売会議で、「要は予算が達成できたか否かだ」と、達成の星取り表しか見ない管理者。
計画書には、毎回の様に**の刷新等のフレーズが繰り返され、
エクセルに数値を入れて集計させただけの書類で、分かりやすい選択をしてしまう悪い傾向があります 
きちっとした文書表現をして、それを理解する事が大切だと思います
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会社の正確な日本語
製品を受注して 在庫確認をしたら、在庫数が500個だったとします
この場合、倉庫に500個あるけれど、既に800個は受注済み、出荷待ちの状態かもしれませんし
帳簿在庫では500個となっているが、不良戻り品の場合もあります
実在庫・有効在庫・帳簿在庫なのか曖昧で、それぞれ勝手に使用されている事はないでしょうか

会社でマニュアルや業務運用要綱を作る等、正しい共通の認識を積み上げていく事は重要です
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意思決定の経緯
一つの意思決定がなされた時に、それまでの経緯を系統づけて保存しておく事は難しい物です
今の時点で「八ッ場ダム」の経緯を調べるのは、大仕事でしょうがその分、同じ間違えを繰り返す可能性も高くなります
店舗で、高級化を進めたが思うような展開に至らなかった場合に、「担当者から話を聞く」事も大切ですが、ヒアリングしかできないというのは問題です
計画の前提の予測値のどの部分に間違えがあったかまで、掘り下げないと同じ過ちを繰り返します
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ナリッジ(知識)ベース
ナリッジベースは以前からその重要性が認識されていますが、エキスパートシステムなどの多少難しい課題とセットにされる為に、運用が先延ばしされてきたのではないでしょうか
もう少し単純に、会社で文書を体系づけて共有する事を始めて良いと思います
会社の部・課毎にナリッジが形成されていれば、効率的に業務を進める事ができ、問題点も明らかになります
会議の時間の殆どが、その配布物の説明で使われてしまう事も、お互いの理解不足で論議が長引いてしまう事も少なくなります

用途例 1 業務マニュアル・製品知識を作る

kbDocは、会社のマニュアル作りに、有効なツールです
ネットワークを介して複数の担当者で作業を分担していけますし、その間内容をチェックする事もできます
又、部分的に外部に委託する事ができます
例えば、消火器の操作のように専門的な部分は取引先に作成してもらい、それを指定のノードに取り込む事ができます
その後、文書が追加・修正された場合でも、文書が二重化せずにマージされます

又、多重参照という構造を持っているので、対象別に編成されたニマュアルを作る事ができます
例えば、「金券取り扱い」の部分は、経理担当者、販売担当者、外商担当者それぞれのマニュアルの構成要素となります
(ページ内のリンクではなくて、目次に組み込まれる)

社内Webで公開したり、Epubで配布したり、常に最新の物を供給できます

用途例 2 地域振興マップを作る

駅のパンフを見て、ハイキングに行こうと思っても、バスの時刻表が分からないし、最寄のお店など、いまひとつ情報が不足して、出かけずに終わってしまいます
観光で出かけるでも、産地に買い付けに行く時でも、地域全体のマップがあれば便利です

kbDocは、専門知識は必要としないので、地域ぐるみで、コンテンツを組み立てる事ができます
ノード毎のエクスポートとインポートの機能を使えば、それぞれ作成した物を集大成する事ができます

お店や、旅館の観光案内に加えて、山歩きの会や、野鳥の会、山野草の愛好会がその土地の自然を紹介して、小学生の風景画や、郷土史研究会が歴史を紹介したり、地場産業を調べたり、地域の輪を広げて公開すれば、地域振興に役立ちます

サイト構築の各部分のコンテンツを作成する場合によりやさしい、kbEpubを使用する事もできます 
kbEpub

用途例 3 Webサイトを作る

すでにWebサイトをデザイン会社に外注してお持ちの所も多いと思います
ページ数が増えてくると、できれば自社で作成できて、修正追加を簡単に行いたいと思います
新規の場合でも、自社製作で変更が容易にできるようにしたいものです
kbDocで自社でできるコンテンツは作り、デザイン要素だけデザイン会社に依頼するという方法があります
コストを抑えるのであれば、企業ロゴとメインの画像だけ、デザイン会社に発注するだけでも、イメージはかなり変わります

kbDocでは、ロゴ・タイトル作成や配色等を選んでテンプレートを作る機能もあるので、すべて自社も可能です

用途例 4 個人のアィデアプロセッサとして使用

ある程度まとまった文書をワードで作るのは意外と難しいものです
アイディアプロセッサは、全体の構成を変更できるので、文書を追加しながら、全体を構成していく事ができます

アイディアプロセッサの大きな目的に、思考を妨げないエントリーがあります
考えるままに入力していき、だんだん自分の考えが構成されていく為には、アイディアプロセッサの方が良いです
また、HTMエディタのように、常にデザイン的な要素に意識が向いてしまうと、思考の道具としては向いていません

思考の道具・伝達手段として kbDocは良い選択だと思います よりやさしいkbEpubも用意されいます 
kbEpub